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~ペットボトル~

リサイクルの取扱説明書ペットボトルマーク01
●ペットボトルとは
ペットボトルの原材料は広く知られているようにプラスチックです。
しかしプラスチックといってもさまざまな種類があります。
例えば、ラップフィルムなどに使われるポリエチレン、繊維に使われるナイロンなどです。
ペットボトルは『ポリエチレンテレフタレート』と呼ばれる物質からできています。
ペットボトルという名前もこの物質の英語の頭文字であるPETからとられているのですが、
この物質からはペットボトル以外にも繊維や包装材などを作ることができます。
そのためペットボトルからさまざまなものを生み出すことができるのです。
このペットボトルですが,
日本での回収率は約2/3におよび、世界第一位といわれています。

●リサイクルの流れ
ペットボトルのリサイクルは大きく分けると、
・不純物を取り除く『分別
・表面に付着した糖などを落とす『洗浄
・粉砕機でキャップやラベルごと砕いていく『粉砕
に分けることができます。
この中でも分別は様々な方法によって細かく分別されており、
『塩ビボトルやカラーボトルの分別』・『ラベルの分別』・『キャップの分別』など
さまざまな工程を得て分別されています。
そうして、これらすべてを終えたペットボトルは『フレーク』と呼ばれる物質になります。
また、加工しやすいようにフレークを一度溶かし
『ペレット』と呼ばれるものに加工される場合があります。
このような加工を施されるのは、主に繊維製品に加工される場合です。

●作業工程
①:塩ビボトル・カラーボトル分別
   収集の際に混ざってしまった塩ビボトルやカラーボトルを
   自動選別機や紫外線を用いて分けていきます。
   この分別作業は手作業で行われている場合もあります。
   
②:粉砕
   キャップやラベルごとペットボトルを細かく砕いていきます。

③:風力分離(ラベルの分別)
   ラベルセパレーター(ラベル剥離機)という機械を利用して、
   ラベルは浮くがペットボトルは浮かない程度の風を起こしラベルを飛ばし分別します。

④:洗浄
   表面の糖などの汚れを落とすために、アルカリ性の液体を用いて洗浄します。

⑤:比重分離
   分別しきれなかったキャップなどを分別する工程です。
   ペットボトルとそれ以外のキャップなどの物質は原材料が違うため密度も異なります。
   この工程では比重分離と呼ばれる密度の差を利用した方法で分別します。

こうしてフレークになった物質は再製品化される商品によって
このまま再製品化するか、一度溶かしペレットにするかに分かれていきます。
こした工程を経てペットボトルは『フレーク』と『ペレット』という
新しい製品の原料となり再製品化されていきます。

●ペットボトルのその後
リサイクル工程で書いたようにペットボトルは『フレーク』と『ペレット』に再資源化されます。
この後フレークは卵パックやベンチ、ボールペンなどに、
ペレットは繊維製品である手袋やスーツ、カーテンなどに再製品化されます。
また、ラベルやキャップはペットボトル本体とは異なる
ポリオレフィン系(プラスチックの一種)と呼ばれる原料でできており、
比重分離後は異なった再製品化が行われ、
チリトリ・文具・自動車パーツ等に再製品化されます。


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